こんにちは。先日、TOEIC Speaking & Writing Tests(S&W)を受験してきました。
TOEIC Listening & Reading Tests(L&R)を受験した方は多いかと思いますが、S&Wの情報はあまり見かけないと思い、今回は、その時の体験をブログにまとめてみようと思います。
なお、今回、愚かなことに試験対策をせずに受験しています。

1. 受験の背景
これまで転職活動で活用すべくは何度か受けてきました。私の転職活動において、希望職種の関係から、面接官はTOEIC L&Rテストの結果をかなり気にする印象です。数字で評価されるため、分かりやすいのでしょう。そこそこの点数を取っていると、面接中に「海外とweb会議を頻繁にやるけど安心ですね」とか「海外本社に対して毎週英語でレポートを上げてもらいます」とか、がっつり英語でのインプットができる前提で話をしてきます。。。正直冷や汗だくだくです。期待過剰です。
そこで、ビジネスでもっと活用することを目指し、英語を「話す・書く」スキルを伸ばすための動機としてS&Wテストの受験を決めました。今回が初受験です。
2. 試験当日の流れ
L&Rと違い、S&Wは受験票が発行されません。当日の集合時間や場所はメールにて連絡がありました。※L&Rと比較して受験者総数が少ない(知名度低い、かつ、需要が少ない、等)ため、
試験会場がある程度限定されていると思います。
集合時間の時間幅が15分だったため、あまり早いと良くないかなと思い、会場には10分前に到着。
他の受験者の方も同じくらいに来ていたようです。
会場の案内板に従い、受付で名前と身元確認書類を提示しました。
待合室へと案内されてしばらく待機します。そこで、回答用紙兼秘密保持契約書が配られ、氏名と同意のサインを求められます。
その後に数人ずつ試験会場へと案内されます。
そこで更に一人ずつ受付、本人確認、顔写真撮影を行います。
※軽く身だしなみは整えていきましょう。私は無精ひげ生やして行きました。。。orz
試験は個別ブース形式でヘッドセットとマイク、PCを使って進められます。
私の試験会場は仕切りだけのオープン環境で、他受験者のSpeaking testの声は丸聞こえです。
自分の拙い英会話が聞かれるのは少し恥ずかしい気もしましたが、
ヘッドセットをつけてしまえばあまり聞こえず、試験中はそれどころではありません。
Writing中は多少聞こえますが、やはり、それどころではありません。
結果、緊張感はあるものの、集中しやすい環境でした。何故か予備校の自習室みたいと感じましたね。
3. Speakingセクションの感想
全11問で構成されています。今回はベンチマーク確認も有りほぼ事前勉強せず突入しています。
特に難しかったのは「意見を述べる問題(Question 10)」で、
制限時間内に主張+理由+例を話すのが大変でした。練習しておくべきと痛感しました。
そもそも、その話題に対して複数の理由を出てこない、みたいな。
私にとっては、日本語でもすら普段から抱えている問題です。「0秒思考」で瞬発力を鍛えたいですね。
まぁ、基礎的な写真描写(Question 3)と短文応答(Question 4〜6)では、
自分なりにテンポよく答えられた気がします。詰まることなく話せばそれなりに点数くれるはず。
4. Writingセクションの感想
入力はキーボードのタイピングですが、タイピング速度は、だいたいキーボード
3問構成で、特に最後の「意見記述問題(Question 3)」に時間をかけました。
300Wordsで意見を述べますが、文字数稼げない。。。
これも国語の問題もあるのですが、そこまで長い内容を書けないんですよね。
普通に書くと150words。。。どうやって伸ばせと、、、頑張って伸ばしました!
事前の、念入りな対策が必要です。また、
構成(主張→理由→例→結論)を意識しつつ、ミスの少ない文を書くことが重要のようです。
5. 全体の印象・感想
スピーキングは緊張しますが、日頃のシャドーイングや音読の効果を感じられました。
ライティングはもっと語彙や文法の引き出しを増やしたいと思いました。
というように、基本的には英語学習のモチベーションが上がりますね。
周囲に学習している人が少なく、こういう試験会場に来ると、勉強している人がいるんだ、
負けず頑張ろうという、モチベーションが湧いてきます。
そういえばWrtingのキーボードタイピングはそこまで早い必要は無いと感じました。
だいたいどこにどのキーがあるか把握できていれば十分なレベルです。
普段から英語でタイピングしている、といったレベルは求められていません。
6. 今後の対策と目標
少ししたらまた受験予定ですが、次回までに以下のことを重点的にやろうと思います。
・試験対策(傾向と対策)
・Chat GPTを活用した英会話、シャドーイングによる練習
・単語帳による文章における表現方法の拡充
今年来年にはスピーキング/ライティングを各160点以上を目指したいです。
正直、昨今はAIが発達してきており、即時翻訳機能が日々進歩を続けており、
外国語を学ぶメリットを感じにくくなってきていると思います。
ただ、海外とのビジネスの場において、世界的に共通言語と認知されることの多い英語を
マスターしているかどうかで見られ方が違うと感じています。
海外ではしっかり勉強している指標にもなりますし、
そこの認識はしばらくは変わらないのではないかと感じております。
また、母国語である米国とのやり取りに少し親近感を感じますね。
そういった意味では、中国語もマスターしたいです。インドはヒンディー語ですかね。
7. まとめ
TOEIC S&Wは、英語の「アウトプット力」をチェックできる良い機会です。
もちろん、就職活動時のアピールにもなります(TOEFLと競合しますが)。
英語学習のモチベーションアップのためにも受けてみると良いかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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